美容に関心の高い方なら、スクワレンが肌に良い成分であることはご存知だと思います。スクワレンとは、もともと私たちの体内で生成されている成分です。とくに皮フや脂肪組織に多く含まれていて、私たちの肌のバリア機能を高め、外部からの刺激や汚れから肌を守る役割を果たしています。
また、スクワレンは、深海ザメの肝臓から抽出される肝油の主成分でもあります。その肝油を原料としたスクワレンが、健康食品や化粧品などに幅広く使われています。
健康食品や化粧品の配合成分を見ていると、「スクワレン」ではなく「スクワラン」と表示されているものがありますよね? このスクワレンとスクワランは、どちらも私たちの体内で生成されている同質の成分ですが、実はちょっとした違いがあるんです。
スクワレンは不飽和炭化水素で、酸化しやすいという特徴があります。一方、スクワランは、スクワレンに水素を添加した状態のもので、安定していて酸化しにくいのが特徴です。肌では、肌細胞で生成されたスクワレンの一部が表皮に分泌されて皮脂膜となり、さらにその約25%が自然に水素添加されてスクワランになると言われています。
スクワレンは酸化しやすいため、カプセルなどに入れられて、健康食品として使われることが多いです。酸化しにくいスクワランは、化粧品などに使われています。体の中からキレイになるには「スクワレン」、肌に塗るなら「スクワラン」がおすすめですよ。
スクワレンには、他にも美容や健康に良い効果がたくさんあります。それでは、スクワレンのさまざまな働きを見ていきましょう。